アジャイルサムライ●アジャイル ここのところアジャイルという言葉が流行っています。システムやアプリを開発するときの手法として語られたり、プロジェクトのマネジメント技法のひとつとして語られたりしています。アジャイルサムライという本が出版されており、それを読むと、原点は日本の製造業で発達したカイゼンにあるということに感心しました。と、同時に何ともむなしい気持ちにもなりました。日本が原点であるのにそれが米国で評価され、体系化し、様々なところで取り入れられて、それが日本に先進的な手法として紹介されてくるというむなしさです。 そんな虚しさは置いておいて、中身は実に有効な内容であり、日本が原点なのだから、日本人にもしっくりくる考え方が多くあります。 ●アジャイルにおける、優先順位をつけるときの考え方 必要なこと=Must欲しいこと=Better もうひとつ気を付けておきたいことがあります。 それはやらないことを決めること。時間は無限にあるわけではなく、誰にも平等に持っている資源です。 その大切な資源である時間を使って何をするのか、そのための時間を最大化するために敢えてやらないことを決めおくと、自分がやりたいこと、成し遂げるべきことに集中することができるようになるはずです。 ●存在意義と目的思考 何かをやるために集まったプロジェクトなのに、やることが明確にならないことがあります。 全体像を捉えて、計画を立てて、実行していくだけのシンプルなことではありますが、それがなかなかチームとして人が集まった時に、うまくいかないものです。 そのときに自分に、チームに対する問いかけとして、「我々はなぜここにいるのか?」と問うと、やることが明確になり、自分なりの答えができるので納得して取り組むことができる。 ●生きていく上で大切な本質は、いつの時代も変わらない パパの仕事柄、プログラミングやプロジェクトマネジメントなど、横文字のよく分からない言葉を扱うことが多いです。 でも、仕事で大事なことは、生きていくうえでも大事だったり、有効に使えたりするので、そういうことも伝えておきたいと思います。 家族のみんなが読むころにはアジャイルは古い考え方になっているかもしれない。 それでも、本質とされる、常に仕事をより良くするために考えて行動することという精神は、とても重要で有意義なことです。 だからと言って、全ての人に通じる良い方法なのかといえば、こういうやり方を受け入れることができない人もいたりするので、決して無理強いしてはいけないです。アジャイルサムライでは、無理強いをしない、個人を尊重する姿勢が見え隠れするところも日本人として惹かれるところではあります。 |